まず、お礼です。 woodpadさんには何度も掲示板で答えていただき大変お世話になりました。 本当にありがとうございました。 また、通りすがりさんもありがとうございました。 参考ページの管理人様にもこの場をかりてお礼を申し上げます。 さて、本題に入ります。 BLR2-TX4Lには、実はシリアル端子があります! ネタ元は、 AAF ぱ研---開発レポート BLR-TX4Lを分解 http://www.paken.org:8080/aaf/bunkai/blr-tx4l.html です。 管理人の好奇心でtelnetコマンドのリストを作っていたところ 非常にやばいコマンドを実行してしまいtelnetでの操作に制限が出てしまったので 何か解決できるのではないか?と思いシリアルケーブルを作ろうと思いました。 経緯 http://bbs8.otd.co.jp/blr2tx4l/bbs_thread?base=125&range=1&disp=0 しかし、BLR-TX4LとBLR2-TX4Lは端子のピン数が違いました。 なんとBLR2-TX4Lは5ピンでした。無知な私はかなり慌てました。 結果としてJ201と書かれている方を1番ピンとして、 1.GND 2.none 3.RxD 4.TxD 5.Vcc(3.3V) だと推測されました。 次に、ケーブルの製作です。 私には、回路図を読んで電子工作をするような知識はほとんどありません。 そこで、携帯電話(PDC)とPCのRS232Cでデータ転送をするテーブルを使いました。 ネタ元は、 しょうぶ沼's Home Page---YBBモデム、シリアル接続ケーブル製作 http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8372/cable1.html です。 ケーブルは↓を使いました。。 http://www.comon.co.jp/9-KEE.htm 秋葉原の千石電商で税込み480円で買いました。 秋葉原のCompuAceでは、税別398円で売られてます。 まず、携帯側の端子をぶっ壊しました。 実際に繋がっている線は、1ピン(茶)、6ピン(黒)、7ピン(オレンジ)、12ピン(赤)でした。 使うのは、GNDの1ピンとRxDの6ピンと、TxDの7ピンです。 これで製作完了ということに私の場合はしました。 はんだ付け等を普通に出来る方は、5ピンコネクタを買ってきて接続してしまった方が便利でしょう。 ルータに接続する前に作業があります。 telnetでルータに入り、 Menu 24.2.2 - System Maintenance - Change Console Port Speed でConsole Port Speedを9600にしておいてください。 私の環境では最速の115200にするとうまく動作しませんでした。 それでは、実際にルータに接続します。 ルータの電源を切っておいてください。 そして、ルータの蓋を開けます。 (蓋のあけ方のネタ元は、http://pc3.2ch.net/test/read.cgi/hard/1022733093/394-397) ルータの裏に足になっている黒いゴムが4つあるのでそれを外します。 ネジがあるのでそれを外すのみです。 蓋を開けてみると、5ピンのポートがあるのがすぐわかると思います。 その端子の1ピンに茶(携帯ケーブルの1ピン)を、3ピンに黒(携帯ケーブルの6ピン)を、 4ピンにオレンジ(携帯ケーブルの7ピン)を接続します。 そして、teratermなどを起動してSerialで接続を確立させます。 Baud rateは、9600bpsにしておきましょう。 そして、BLR2-TX4Lの電源を入れると・・・
Bootbase Version: V1.0 | 11/16/2001 18:39:35 RAM: Size = 8192 Kbytes DRAM POST: Testing: 8192K OK FLASH: AMD 16M RAS Version: V3.60(CW.3)b2 | 01/15/2003 15:38:21 Press any key to enter debug mode within 3 seconds. ............................................................ initialize ch =0, ethernet address: 00:07:40:??:??:?? initialize ch =1, ethernet address: 00:07:40:??:??:?? adjust TCP mss is 1414 Current Stdio Timeout = 10 minutes Press ENTER to continue...
こんな感じで表示されていきます。 もしかしたら皆さんのものとは表示が若干違うかもしれません。 普通の表示をどなたか教えてください…。 この状態でパスワードを打つと、telnetでおなじみのメニューになります。 また、Debug Modeに入るにはルータの起動後すぐに何かキーを押します。
Bootbase Version: V1.0 | 11/16/2001 18:39:35 RAM: Size = 8192 Kbytes FLASH: AMD 16M RAS Version: V3.60(CW.3)b2 | 01/15/2003 15:38:21 Press any key to enter debug mode within 3 seconds. ................ Enter Debug Mode BLR2-TX4L> at OK BLR2-TX4L> athe ======= Debug Command Listing ======= AT just answer OK ATHE print help ATBAx change baudrate. 1:38.4k, 2:19.2k, 3:9.6k 4:57.6k 5:115.2k ATENx,(y) set BootExtension Debug Flag (y=password) ATSE show the seed of password generator ATTI(h,m,s) change system time to hour:min:sec or show current time ATDA(y,m,d) change system date to year/month/day or show current date ATDS dump RAS stack ATDT dump Boot Module Common Area ATDUx,y dump memory contents from address x for length y ATRBx display the 8-bit value of address x ATRWx display the 16-bit value of address x ATRLx display the 32-bit value of address x ATGO(x) run program at addr x or boot router ATGR boot router ATGT run Hardware Test Program ATRTw,x,y(,z) RAM test level w, from address x to y (z iterations) ATSH dump manufacturer related data in ROM ATTD download router configuration to PC via XMODEM ATUR upload router firmware to flash ROM ATLC upload router configuration file to flash ROM < press any key to continue > ATXSx xmodem select: x=0: CRC mode(default); x=1: checksum mode ATSR system reboot ATDC Disable check model mechanism OK BLR2-TX4L> atsh RAS Version : V3.60(CW.3)b2 | 01/15/2003 15:38:21 Bootbase Version : V1.0 | 11/16/2001 18:39:35 Vendor Name : Melco Buffalo Product Model : BLR2-TX4L RAS ROM address : bfc08000 System Type : 6 MAC Address : 000740?????? Default Country Code : FF Boot Module Debug Flag : 00 RomFile Version : 57 RomFile Checksum : a9e3 RAS Checksum : 9894 Core Checksum : 1bc6 SNMP MIB level & OID : 060102030405060708091011121314151617181920 Main Feature Bits : C0 Other Feature Bits : 54 00 00 00 00 00 00 00-00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00-00 41 13 00 00 00 OK BLR2-TX4L> atds No Debug Information Available OK BLR2-TX4L> atdt Flash type = 0xc Reboot Cnt = 0x0 Debug Flag = 0x0 DRAM size = 0x800000 Stack Ptr = 0x0 OK BLR2-TX4L> attd Starting XMODEM download... Total 16384 bytes received OK BLR2-TX4L> atgt HTP: build at Dec 25 2002 14:02:42 Hardware Test Start... CON Internal Loopback SUCCESS LAN Internal Loopback SUCCESS WAN Internal Loopback SUCCESS CON External Loopback FAIL 0x01 LAN External Loopback Rx Data Fail Diag=0x00000000 WAN External Loopback Rx Data Fail Diag=0x00000000 Press any key to test again, ESC to reboot
こんな感じです。 BootBase Commandは非常に危険なコマンドが多数ありますので 扱いにはくれぐれも気をつけてください。 私のように、コマンドの制限がついてしまっても知りません。 このケーブルは、5ピンコネクタをつけなければですが Yahoo!BBモデムのステータスを取得するのにも使えるそうなので便利だと思います。 リーチユーザーの私には確認のしようがありませんが…。 BLR-TX4Lでも同じケーブルでいけるはずです。 ピン配列は、このページを作るきっかけにもなった AAF ぱ研---開発レポート BLR-TX4Lを分解 http://www.paken.org:8080/aaf/bunkai/blr-tx4l.html をごらんください。 また、BLR3-TX4Lについても同じ可能性があります。 情報をおもちの方はよろしくお願いします。 参考ページ AAF ぱ研---開発レポート BLR-TX4Lを分解 http://www.paken.org:8080/aaf/bunkai/blr-tx4l.html しょうぶ沼's Home Page---YBBモデム、シリアル接続ケーブル製作 http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8372/cable1.html mado's page---横型モデム接続コードの回路図 http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/3689/serial/ ひろくんのホームページ---Y!BBトリオモデムの裏技 http://nice.kaze.com/ybb09.html ADSLの雑情報---8Mコンボのシリアルケーブルの製作 http://riojapan.dip.jp/tmp/serialcable/ 2チャンネル---■メルコ BLR2-TX4L ユーザー&情報スレッド■ http://pc3.2ch.net/test/read.cgi/hard/1022733093/394-397 TOSHIBA Semiconductor---32ビットTX System RISC TX39ファミリー TMPR3927A http://www.semicon.toshiba.co.jp/prd/risc/39family/3927/pdf/bdj0016a.pdf DoCoMo Net---自動車携帯電話サービスを利用するための技術参考資料 http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/r_d/pdf/jidoushadenwa.pdf
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